万載一隅?

  昨日の朝、9時半頃に246号の駒沢付近で20代の可愛いお嬢さんを乗せた!
 「あれ〜?」 どこかで?

 「すみません、銀座のプランタンまでお願いします」
 えっ、やはり間違いない。前に二度ほど乗せている。プランタンの二軒隣のビルにお勤めのお譲さんだ!
 此処二か月に三度目!都内で同じ客を偶然三度も乗せるなんて、千載一隅を通り越してる。
 それも、俺は何時も駒沢付近に居る訳じゃないし、車を止めてる訳でもない。
 「すみません、急いでいるんですが!」
 「はいっ、解りました。プランタンの隣のビルですね!10時までですよね?又、お寝坊ですか?」
 「あっ、私、伯父さんの事覚えてます。前回も急いで間に合わせて頂きました。有難う御座いました。
 実は今日も寝坊して。私、就職して出勤の時タクシーを使うの3度目なんです」だって。
 その3回とも乗せてる。驚いたね!若いお嬢さんが出勤に一回5000yenは痛いもんな。
 今回は、首都高の渋谷付近が混んでいたので、地べたを縫って何とか10時3分前に着いた。
 「有難う御座いました。又、間に合いました。これ私の名刺です。出来れば伯父さんの連絡先教えて頂けますか?」
 「うんっ、良いですよ」
 日動火災保険の法人課にお勤めで、たまに、接待に同席させられる事も有って
 夜、タクシーを利用する事も多いんだって。
 「私、まだ都内に住んで一年なんですけど、知り合いって仕事がらみの人だけなんです。今度又、お願いしても良いですか?」
 「勿論良いですよ。仕事してる時には!」

 素直で、可愛いお嬢さんだったので、ディスカウントしちゃったぜっ!