凄い事だ。

 今年の11月に「ベルリンフィル」「ウィーンフィル」「ロイヤルコンサートヘボウ」
世界のトップ3のオーケストラが来日する。
パワフルで繊細な演奏のベルリン。歌劇場管弦楽団の弦の音が特徴のウィーン
豊かな表現力とアンサンブル能力を誇るコンセルトヘボウ。
でも3つのオーケストラの固有の音も楽団員や指揮者だけが作ったのではない!
オーケストラと供に3つのホール自体も世界のトップの音響を誇る。
昔々に行った事のあるウィーンのムジクフェラインは150年の歴史を誇る。
金箔を張った豪華な内装に眼を奪われたけど、さる評論家がホールの
音響の良さを調査した時の話を始めて読んだ。
 驚いたのは天井裏。覗くと天井裏になんと15センチ位の砂が敷き詰めて有ったんだそうだ。
砂の重さで天井がたわみ音が調和するんだそうだ。
そして床下は空洞でバイオリンの胴の役割を果たしているのだとか!
ホールも楽器の一つと考えてられている。
建築前に音響の良さは計算出来ないので完成後試行錯誤を繰り返し
良い音を求めていって世界から絶賛されるホールが出来上がったんだそうだ。
ただ豪華なホールと言うだけでは無く、色んな事情を知った上で改めて
ウィーンのムジークフェラインホールでニュウイヤァーコンサートに行きたい!
今年の11月に来日するロイヤル・コンサートヘボウも首席指揮者のマリスの
リクウェストでミューザ川崎シンフォニーホールで演奏するそうだ。
まだミューザに行った事はないけど、是非行ってみたい!