書。。。。

 まだエッグファームスを営業してた時、書の(書道とか習字ではない)集まりをやってた。
 そもそものきっかけが、夏目の旦那とカウンターで「最近結婚式行っても筆しか置いてない
 処が増えやがったよなぁ〜」 「おうっ、自分の名前と住所位筆でさっと・・」
 そんな時、夏目氏が出版する編集者の古川氏が、「マスタ、それだったら私がやりましょうか?」
 「おうっ、やろうぜぃ」って事で、F爺、バイエル、忠さん、俺等数名で書の会を始めた。
 転節、払い、何処かで聴いた事はあるけど? 又、古川師匠の教え方もユニークで
 俺が「なんだ、そうなんだ!へぇ〜!」って興味を惹く様な話ばかり。
 おおらかと言うか、酒を飲みながら、咥え煙草で、好き勝手に書きたい字を書いてた。
 有る時、漱石の臨書もした。F爺の爺ちゃんの漱石の書。今まであ〜あ、漱石の書いた字だ。
 と思って見てたけど、一字を視てると凄い字だねって思う様に! 大人の書く字なんだって・・
 だけど、絵は旨く無いね!筏の流れに乗って立ってる達磨の絵なんて、(実物を見て!)

 師匠も早稲田時代に書のサークルをやってて、書の出版社繋がりでF爺と。今では実家のある
 九州の佐賀の副島種臣の編纂を終えて、その近くの博物館(?)の副館長をやってる。

 何でぐだぐだ書いたかって、先日昼飯を喰った時、F爺と「書き初めをしてぇな〜」って。
 どうやら、F爺は一人で書き初めをしたらしいけど師匠に連絡が執れて、九州から近々来てくれる
 段取りが。愉しみだ。

 そんな時新聞に「白隠展」の記事が。 書を始めた時、筆にどっぷりと墨を含ませて
 力一杯書いた時「黄味さん、肩の力抜けば!相撲の勘亭流じゃないんだから」
 一生懸命書く時力が入っちゃうんだよな。 その時「黄味さん、白隠みたい」って言われて。
 今、渋谷の文化村で「白隠展」をやってる。
 次の休みに観に行こう!  俺の字と比べてやろうじゃね〜か!