俺、今泣いてんの!

  今日TUTAYAで何か面白そうなDVDがないかと覗いてたら
 1980年のUSAレイクプラシッドの冬季オリンピックのドキュメントDVDが!
 用を済ませて自宅に戻って早速鑑賞う。
 ベトナムサイゴン陥落。プレスリーがドーナツの食べ過ぎで亡くなった。
 ソ連アフガニスタンに侵巧。USA,時の大統領は、ジミー カーター
 その頃アイスホッケーと言えばソ連が断トツのチャンピオン。
 20年もの間負けた事がなかった。アメリカと言えばカナダに続いて6位位だったか!
 トップリーグは他に、チェコフィンランドスウェーデンアイスランドなど。
 ソ連は10年選手、ベテランのチーム。
 それに対してアメリカは20〜21歳の学生選抜からのチョイス
 その監督は大学選手権の優勝しかない、「ハーブ ブルックス
 スピードとスタミナのチームを作り上げて行く。個人技では無く
 チームプレイを徹底的に教え込む。どんなに個人プレイが秀でていても
 フォアザティームが出来ない奴はCutしていく。
 オリンピック開幕3日前にソ連と練習試合をするが、なんと、10:1の
 スコンク負け! 試合前にすでにソ連に呑まれてた!
 試合終了後、ハーブに血へどを吐く様な基礎練習を繰り返し指示され
 初めは「何で試合の後でこんな練習を」って、文句を言っている内に
 「チキショウ、やって遣ろうじゃね〜か」
 「よ〜し!やってやるよ!」って顔つきが変わって来るのが解った。
 
 決勝リーグに進出のアメリカは、スウェーデンと2:2で引き分けた。善戦。
 次のフィンランド戦はなんと、4:2で勝利。凄い!US選手の顔が違って来てる。
 (*因みに日本は残念ながら、フィンランド9:1.ノルウェー6:1
 ソ連にはなんと、16:0と言う歴史に残る敗北)

 準決勝第一試合、USSR:USA戦は手に汗をの好試合。DVDを観ながら大声で怒鳴り
 外したシュートに大ブーイング。
 ソ連の監督の見下した態度にはらを立て、舐め切ったソ連の選手に怒り
 USAの選手の一挙手に興奮した。
 ソ連の反則すれすれの行為に「ばかぁ〜ハイスティックじゃね〜かぁ〜」
 第3ピリオードに何んと、リヴィのシュートで初めて4:3とリード。
 信じられない! 20年以上ソ連をリードした事はなかった!
 残り7分を、攻めに攻め、守りに守って、ソ連に勝った!
 呆然とするソ連の選手、唖然とする監督。
 本当かっ!信じ切れないUSAの選手達。いやぁ〜本当に凄い試合。

 決勝のフィンランド戦も自信に溢れた試合内容で4:2で勝利。
 選手達への意識改革を進めて、それに答えた選手も凄い。
 「ハーブ ブルックス監督」凄い!嫌われるって嫌じゃん。それを解って嫌われても
 「フォア ザ ティーム」に徹して貫き通したハーブ。
 「ザ・マン」五つ星を挙げたい!  生で観たかった・・・・・・・

試合終了後、チキショウ!俺泣いてるよ!泣いちゃったぜぇ!