祭り囃子。

 数年前に、在る出版社(F爺の仕事からみ)の社員のF氏に
 書を習う事になった。
 そもそもが、
「結婚式や法事で、筆しか無くて、自分の名前や住所位、綺麗に書きたいよな〜」
 から始まった「書の会」
 書の会って言っても、煙草をふかしながら、酒呑みながらの愉しい集い。
(俺を含む一部の人だけどね!)
 はらいだの、転節等の基礎はみっちりやらされたが、お陰で普段の字もバランスが良くなったような?
 余白も字の構成に大事だという事も教わった。
 そのF師匠が、毎年「祭り囃子」と言う書展をやってる。
 今年も書展に顔を出したが、凄く良い軸が!
 「竹窓の下で、書を枕に高鼾」と言う書だが、前で、釘付けに成った。


       


 師匠の父親の友人がリタイヤされるので、その方へ贈られるとの事で、譲っては頂けない!


  



 






 




その後、MYさんのお声掛けで、飯倉のニコラスで食事会。
 ニコラスに行くのは東京オリンピックが終わってから、S41〜42年ころ。
 初めのニコラスは今の飯倉片町の交差点の真ん中に在って、
 首都高速の為に立退きになって今のところに移転した。
 初めて行った時、「ピザってなんだ?」状態。
 オーダーして出てきたら「なんでぇ〜、野菜の無いお好み焼きじゃん!」
 周りを観ると、皆、ちっちゃいケチャップを掛けて喰ってる
 こんなちっちゃなケチャップが有るんだ。と思って掛けてると
 店員が訝しい顔でみてる。ヤナ感じ!
 一口喰ってむせた!なんだ? 辛れ〜。
 この時、タバスコというソースと初めて出会った。
 
 もう、40年も経つんだ。店の総支配人と話したけど、彼も前の店は知らなかった。
 今は、何処でも在るピザだけど、昔はニコラスに来ないと食べられなかった。
 懐かしさを堪能してきた!