続、やばっ!

 仕事から戻ったら、兄貴からメールが!
 「黄味(君)の作務衣、足袋、草履、全部有るから前の晩から来てくれる?」
 だってさ!
 やっぱり、庭掃除がメインなんだろうな。

 少しずつ思い出してきたぞ!伝通院で、お茶会の時、門から母屋。
 母屋から待合、そして茶室までの「御掃除をしなさい、後で水を打つんですよ」
 門から、藪小路と山茶花の植え込みが。渡り石の脇には、竜の髭とつわぶき。

 何処からか飛んできたゴミや落ち葉を掃いて、植木に水を売った。
 「師匠さま(そう言えって言われてた)掃除が済んで水を打ちました」
 「はい、汗を掻かれましたね。御苦労さまでした。綺麗に成りましたが
  落ち葉を元の処に戻して下さい」
 「ええええ〜っ! 綺麗にしたじゃん」
 散った松葉も前の様に散らすんだと!
 「それから、水を打った葉を拭くのよ」ええええ〜っ。
 「御客様のお召し物が濡れると失礼でしょ」だってさ〜!

 俺も良く覚えてたな。元々有ったように綺麗にしなさい。って言われたな〜

 それから、何て言ったっけ、待合から茶室にお迎えする時、手水場に行き
 迷わないように、こっちの道じゃないよ!ってしるしを、こぶし大の石に棕櫚縄で十字に花結びにして置くじゃん。
 何て言ったっけ、あの石の事?
 渡り石に置くでしょ。