講演会の後で!

 F爺の講演が終り、80人位の方達が、サイン待ちで、
行列。有名人って大変なんだな!全てが済んで、館長に
挨拶をして、実業の日本の編集者のS氏、俺、Mar,
F爺の4人で神文館を出る。横浜グランドホテルで
一服して、(横グラは、良い!本館は昔の面影をたっぷりと
残していて、40年前の青春時代を彷彿とさせる。)
グランドを出て、山下公園通りをシルクホテルに向かい、スカンディアの脇を
抜けて、旧県庁に歩く。日本通りを左折。新聞記念館の一階のドドイツレストランへ!
天井の高い、ホワーッとした間接照明の、シックな店。
店には、ピアノ、チェロ、バイオリンで、心地よいメロが流れてる。
バイオリンがテーブルまで来て、夜想曲を奏でてる!そんな時、俺の正面に
30位のカップルが、愉しそうに食事をしてる。S氏とMarの後ろ。
F爺からは、S氏で見えない。俺の正面。男は、ニコニコしてるが、なんか
ぎこちない。暫くして、バンドのバイオリニストとこそこそと、話してる。すると、
厨房の方から、ウェイターが花火の点いた、ケーキを持って来た。そこで
バイオリンがハッピバースデイの曲を弾き始めた。そのカップルをみてたら、
「・・・くれる?」って指輪の箱開けてた。彼女一瞬とまどって、暫くして
うん!って頷いて、彼の手を両手で握ってた。周りは誰も気ずかず!
プロポーズみたい!それで気になって、「写真を撮ってあげる、カメラある?」
「はいっ、有ります」一生懸命バッグの中探して、「お願いします!」
ケーキとプレゼントを出してポーズを取ってた。
俺達が、腹いっぱいでチェックしてる時、彼が「有難う御座いました、巧くいきました」
って、握手してきた。幸せになれよ!コンニャーロー!良かったな!