11月乱筆流の日。
土曜日に定例の乱筆流の会。前回の続き、自分の気に入った文字3〜4文字を軸に表装するか
額装に。最後に書き上げる予定だったけど、思う様に出来ず、又、落款を忘れた人もいて
少し日延べをして貰った。それまでにもう少し書こう!
数年前にF爺が、筆以外のもので、って、ススキの穂だったかな?で、綿布に「風」という字を
書いて見せてくれたが、字が枯れてるのと、思うように運べない穂先を操りながら書いた姿が
いいのよ!何時かおれもやってみたいな〜って思っていて、今回、やるかって店を出て
見回したら店の前に紫陽花があったので、その中から、枯れてる枝を取って、枝の先をトンカチで
叩いて潰して、筆の代わりにしてみた。
その作品がこれだ! ワン、ツゥ、スリー!
「絶対に断れない頼み!」
今朝、昨日の乱筆流の跡形付けをしてから、母の所へ。
「私が死ぬ前に、最後にお墓参りに連れて行ってくれない?」
94歳の足の悪い母親に言われて、断れるわけがないだろ! 自宅まで向かえに行ってから
青山墓地と、早稲田の漱石山房のあった夏目坂のしたにある、感通寺へ。
俺も忙しさにかまけて、2年ぶりかな?
帰り道、淡島千影さんのお宅に。母が作る和服で作る、巾着をとどける。 淡島さんが喜んで
下さるので、今では、母の生きがいの様になってる。
今日は、助手席でベチョベチョと、「ありがとうね!嬉しい!」なんて泣かれると、・・・
でも、18の頃から、45年間の罪滅ぼし。 後で、あ〜ぁっ!あの時やっとけば良かった。
なんていやだもんな。
淡島千影さんとお宅の前で、記念写真