祭礼と、おおっ、恥ずかしい!

 例年の町内祭りが今週末に店の前の公園で始まった。毎年、神酒所と小さな
櫓が組まれる。神輿も鎮座しているが、担ぎ手が無く、十数年担がれた神輿を
見たことがない!子供神輿も大人が5~6人と子供が5~6人で、
ピッピッ、「ゎっしょぃ!」って、ぞろぞろと歩いてるだけ。
F爺も苦笑してたみたい。 毎年、寄付や提灯を寄贈してるが、今まで中々
見つけられなかったが、今年はやっと発見。

       


 夜になり、東京音頭やら品川音頭がスピーカーから流れ始まると
櫓の上の太鼓を叩く人が。又この人が、見事なリズム音痴
あれじゃ、踊りを踊ってても、たたらを踏むほど!
余りに聞き苦しいので、去年から、20年ほど前から太鼓の同好会で叩いてる
「M」に「太鼓叩きにこない?」「いいんですか?」

 今年も「気晴らしに叩きにくるか?」「はいっ」で、妹連れてきた。
町会長に言ったら、覚えてて、「ああーっ、こちらこそ宜しく。目一杯叩いて
下さい」との事。
早速、櫓に登り太鼓を叩き始めると、今まで椅子に座って雑談してた役員達も
櫓の周りに集まり、見上げてた。「あの女性は誰?」
「マスターが連れてきた人だよ、」  「へえー、旨いね〜」
俺の鼻も、大分高くなった。俺が叩いた訳じゃないのに、
「どうだ!太鼓って〜のは、こうやって叩くんで〜ぇ!わかったか!」って
気分だった。

    
「MとA姉妹」


*恥ずかしい話。 朝刊の産経抄のコラムに、「情に竿させば流される、
 意地を通せば窮屈だ」の一文が名文として、取り上げられてた。
実は、数十年前に「男はつらいよ」の中で、寅さんが タンカ売の口上で
「情に竿させば・・・、・・・見上げてごらんよ、屋根やのふんどし」みたいな
事を言ってたのが記憶に残っていて、 まさか、漱石先生様の「草枕」の
一文とは、露知らず、松竹の寅さんの台本だと思ってた。
残念ながら、漱石本は一冊も読んでない!去年チャレンジした「心」も
29ページで挫折したまま! 小中学生向きの「坊ちゃん」があるが、
中々、読めないでいる。 今まで人に言わなくて良かった。