ボランティア。

 先日、親しくさせて頂いてる、E社のS氏が久し振りに見えた。
酒を飲みながら、近況など話している時、「実は!」とネパールの
話になった。S氏の友人の根深さんという方が、明大の山岳部の出身で
その時、先輩に植村直己さんが要らしたそうだ。植村さんに、薦められて
外国の山に行く様になり、1973年に初めてヒマラヤに行き、それ以来
30年、日本とネパールを何十回と、往復したのだそうだ!
ヒマラヤの裏側の中国側にある、高度8400メートルの所にある、
ツァルカ村と言う所を訪ねた時、僅か800人弱の村民の生活の根源である
自給自足の為の僅かな畑や、家畜の放牧の為の僅かな広場までの間に
小さな川がある。その小さな川が、一度雨が降ると、瞬く間に増水し濁流と
なり、今まで、家畜が流されたり、人が流されたりという事が年に
数回在ったのだそうだ。何度かツァルカ村を訪れる度に何とか
「この川に増水しても耐えうる、鉄製の橋を架けられないないものかな?」
と思い、根深氏がボランティアで橋の建設に取り組み始めたのだそうだ。
日本の篤志家の援助や、その他の数多い協力、在ネパール日本大使館
協力を得、カトマンズーからツァルカ村まで機材や資材を空輸する事が
出来て、立派な橋が出来た。だがしかし、橋は架かったが、
その橋の護岸工事の為の資金が不足し始めたのだそうだ。
日本の大手のゼネコンからも、資材の寄付をして頂き、現在カトマンズーの
倉庫に保管してあるそうだ。その資材の保管料や、運搬費などの、
資金不足を補う為に、今度、現地の様子や作業内容を収めたDVDをだす。
私は、話を伺い、今までボランティアなどと言う高邁な事には
縁もなかった。でも、一つの目標に向かい、私財を投じ、借金をしても
という根深氏の気概に賛同し、BVDを購入することにした。
一寸、興味をもったら店で少し見せてあげる!
# K専務、Nほ、本当にお疲れ様でした。
 明日のランチは、まだ全然考えつかないよー。